ヘンデルピアノの修理3

ヘンデルピアノのアクションを、ばらばらにしました。

ブライドルテープという、ハンマーとウィペンという部品をつなぐ ひもを、はりかえました。

また、ダンパーフェルトをはりかえる準備も、しました。

これらの部品は、それぞれ88こづつあります。同じようにみえますが、順番がきまっています。ばらばらにならないように、気を付けなければなりません。

修理が終わって、どんな音になるのか、楽しみです。

ヘンデルピアノの修理2

ヘンデルピアノのアクションの修理をはじめました。

まずは、ハンマーの整形です。ハンマーフェルトの先端が、ながい間に変形してくるので、きれいな元の卵型にもどす作業です。よく使う音のハンマーは、弦にそってきれこみが深くなり、かたい音になります。ファイリングペーパーを板にはりつけ、それでたんねんにこすって、形を整えます。

次に、ダンパーをとりはずしました。
ダンパーフェルトはとてもやわらかいものですが、年月がたつとかたくなり、もどって弦を押さえるときに、ガシャッと音がします。だから、新しいフェルトにはりかえることにしました。

 

ヘンデルピアノの修理

ヘンデルという名のピアノの修理です。かなり古いアップライトピアノです。
日本製です。

鍵盤のふたの長丁番をはずし、ペーパーをかけました。上から塗装するための準備です。

上前板も、同じようにペーパーをかけて、塗装の準備をしました。

真ちゅう製の長丁番も、コンパウンドをつけて、たんねんにみがきました。

白鍵は象牙です。黄色く変色しています。それはとりあえずそのままにして、全体を雑巾でふいて、きれいにしました。鍵盤の横側は手垢でくろずんでいます。それもごしごしこすって落としました。