2台のピアノのアクションを、同時に修理しているので、ややこしいです。考えて、メモをとりながらすすめないと、ごっちゃになってしまいそうです。
投稿者: muse-wp-admin
伊丹市昆虫館
久しぶりのいい天気。朝はピアノの修理をみっちりとして、昼から伊丹市昆虫館に行きました。ピアノは、古いDIAPASONです。ハンマーをきれいにして、取り付ける作業です。
伊丹市昆虫館は、昆陽池という大きく美しい池のほとりに建っています。駐車場からは、さわやかな木立の道を、昆陽池を半周ぐらい歩きます。
昆虫館には、蝶をそだてるりっぱな温室があります。きれいな花がたくさん咲き、めずらしい蝶が、人を恐れる風もなく、とびかっていました。
季節ごとに、なんども来てみたいところです。車いすを押して、歩き回るにもいいところだし。
ともあつくんと、うたう
すごい大雨のすぐあと、神戸市灘区の「カナウ」で、小さなあつまりをしました。本来ならこの日、ここでコンサートがひらかれるはずでしたが、特別警報がでるような状況で、とりやめになったのです。
交通も寸断されていましたが、午後になったら少しづつ状況も好転してきたので、行ってみました。コンサートがなくても、毎週、ともあつくんと会うために訪れることにしているからです。
かれは、1980年生まれだから、もう38才。生まれたときからの全盲で、知的障害者です。でも、ピアノをひくと、天下無双。まるで言葉のように音をあやつります。
かれと知りあったのは、阪神大震災のすぐあとです。それいらい、ずーっとつきあっています。
この日、コンサートが取りやめになったことを知らずに、やってきた人たちがいたので、ミニコンサートをひらきました。
ともあつくんに、うたの伴奏をリクエストし、手話をまじえながら、楽しいひと時をすごしました。
こんどは、ミューズでもやってみたいと思います。
伊丹スカイパークにて
くもっていたので、伊丹スカイパークに行ってみました。
飛行機の離着陸を間近に見ることができ、興奮気味です。
畑しごと
宝塚市山本にある畑です。じゃがいもをとったあとを、たがやしました。
畑には車いすではいりにくいので、まわりの生垣の剪定をしました。
くもりぞらで、しごとがしやすい朝でした。
木工品の草木染教室
3月の教室は、3月17日(土) の、
2時からです。
一般の方も、参加できます。
ぜひ、おこしください。
ヘンデルピアノの修理3
ヘンデルピアノのアクションを、ばらばらにしました。
ブライドルテープという、ハンマーとウィペンという部品をつなぐ ひもを、はりかえました。
また、ダンパーフェルトをはりかえる準備も、しました。
これらの部品は、それぞれ88こづつあります。同じようにみえますが、順番がきまっています。ばらばらにならないように、気を付けなければなりません。
修理が終わって、どんな音になるのか、楽しみです。
ヘンデルピアノの修理2
ヘンデルピアノのアクションの修理をはじめました。
まずは、ハンマーの整形です。ハンマーフェルトの先端が、ながい間に変形してくるので、きれいな元の卵型にもどす作業です。よく使う音のハンマーは、弦にそってきれこみが深くなり、かたい音になります。ファイリングペーパーを板にはりつけ、それでたんねんにこすって、形を整えます。
次に、ダンパーをとりはずしました。
ダンパーフェルトはとてもやわらかいものですが、年月がたつとかたくなり、もどって弦を押さえるときに、ガシャッと音がします。だから、新しいフェルトにはりかえることにしました。
ヘンデルピアノの修理
ヘンデルという名のピアノの修理です。かなり古いアップライトピアノです。
日本製です。
鍵盤のふたの長丁番をはずし、ペーパーをかけました。上から塗装するための準備です。
上前板も、同じようにペーパーをかけて、塗装の準備をしました。
真ちゅう製の長丁番も、コンパウンドをつけて、たんねんにみがきました。
白鍵は象牙です。黄色く変色しています。それはとりあえずそのままにして、全体を雑巾でふいて、きれいにしました。鍵盤の横側は手垢でくろずんでいます。それもごしごしこすって落としました。
ピアノの鍵盤の手入れ
ピアノの鍵盤をきれいにしました。
小型のピアノです。
直接指に触れるところなので、きれいにしておかなければなりません。
また、古くなるとどうしても汚れがついています。
白いプラスチックの部分は、白いコンパウンドで磨き上げました。