鍵盤まわりの手入れ

けんばんの下を掃除

このまえの続きです。鍵盤の下のそうじをしました。ここは、ほこりがいっぱいたまっているところです。

けんばんの下は、ほこりだらけ

鍵盤を全部はずし、掃除機をかけました。

けんばんを、はめていきます

きれいになったところで、鍵盤を入れました。そのあと、鍵盤の後ろの方にあるポストというところの先っぽに、黒鉛をぬりました。

ポストに黒鉛をぬります

黒鉛というとむつかしそうですが、ようは、鉛筆です。6Bとかの、濃い、やわらかい鉛筆をぬりつけます。こうすることにより、すべりがよくなるのです。すべりの効果は、油よりも長持ちするので、むかしから黒鉛が使われています。

ピアノの鍵盤の手入れ

この日のテーマは、左手で音階、ドレミファソラシドをひくことです。
ソまでは5本の指でひけますが、ラの音にどうやっていくかです。
ソをひいた親指を手の内側にいれて、その上を中指でまたいでラをひきます。
あとは、人差し指でシ、親指でドをひきます。
こうすることで、5本の指で、8つの音をスムーズにひくことができます。
この練習をしばらくしました。

その後、ピアノの鍵盤の手入れをしました。

鍵盤を外せるように、おさえの棒をとりはずします。

このピアノでは、マイナスドライバーが必要でした。

この棒の裏には、ほこりがたくさんついているので、きれいにふき取りました。

白い鍵盤の奥の方は、ふだん掃除ができないので、ずいぶん汚れています。一本づつ、きれいにふき取りました。

かたくしぼった、ぬれぞうきんでふきます。水がたれないようにしなければなりません。

写真にはありませんが、黒い鍵盤も、きれいにふき取りました。

 

ピアノ調律のお手伝い

ピアノ調律の見習いをしました。このような仕事は、じっと見習い、聞き習いが必要です。

調律が終わったあと、乾燥剤、防錆・防虫剤の取り換えを、手伝いました。

また、全開だったピアノを閉めて、片付けるのも、手伝いました。

仕事はていねいにしなければ、なりません。